先手観音 千蔵院は長岡市中心部に位置し越後十五番札所です

千手観音千蔵院

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日本三大星まつり

 

開運災難除 星まつり 2024年(令和6年)2月3日(土)

・午前の部 10:00〜12:00
・午後の部 13:30〜15:00
※ YouTube配信致しました。(令和5年の午後の部映像です )

節分追儺式(年男・年女のご祈祷)・鬼行道・本堂豆まき式

・17:30開催
 節分追儺式〜 鬼行道〜本堂豆まき式(令和5年の映像です)

・節分豆まき式

・18:30開催
 高台豆まき式の映像(令和5年)

星まつりとは

時計も羅針盤もない昔、砂漠や海原を旅する人は北極星や北斗七星を見て、自分の位置を知り、自分の進むべき方向を見出したといいます。人間は古来、星を観察し、星と人の運命・運勢には関わりがあると考え、その関係を体系づけてきました。その詳細な体系がまとめられているのが真言密教の占星法を説く「宿曜経」です。この経典には星によつて自分の人生の位置を知り、どう生きたらいいかの指針が説かれています。「宿曜経」は弘法大師空海によって日本に伝えられました。そして、平安の昔から、この「宿曜経」に基づいて、開運を星に祈る「星まつり」が行われてきたのです。

本命星と当年星 

「宿曜経」によれば、わたしたち一人一人には持って生まれた星「本命星」とその年々の星「当年星」があるといいます。「本命星」は生まれたときの星・月・太陽の位置によって決まる生涯の守り星。「当年星」は今年の当たり星のことで各自の年齢によって九曜星から決まります。以下の表から自分の星を知り、その星を祈る真言を知ることができます。真言をおぼえれば、自分の運勢が強くなるよう祈ることができます。
本命星(自分の守り星) 当年星(今年の当たり星)
北斗七星 十二宮 二十八宿 九曜星

当山の星まつり 


当山の「星まつり」では北斗七星・十二宮・二十八宿などを中心に星々を壇上にお招きし、護摩を焚いて供養し開運・除災難を祈る「星供大護摩」を行事の中心としています。また2月3日の夕方から行われる「鬼行列」では「星供大護摩」の加持をうけ浄化された鬼たちが当年星と本命星の旗をふって参詣者に活力を与えます。「節分豆まき」では「星供大護摩」の加持を受けた豆をまいて、福を授けます。年の変わり目節分に、今年一年の開運を願って、星に祈る。それが当山の星まつりです。

星まつりの行事日程  2月3日

星供大護摩 ・午前の部 10:00~12:00 ・午後の部 13:30~15:00
暗くした堂内で厳かに明々ともえる星供大護摩をどうぞ参拝ください。
※10:00~12:00、13:30~15:00の間に当山住職が行う星供大護摩をライブ配信します。

鬼行列  18:00ころ境内を練り歩きます。
節分豆まき 18:30の1回のみ開催

                                  

地上の生命は天からの光の力をうけて変化し進展していきます。北の夜空にあってつねに輝きつづける北斗七星は、私たちの命運に大きな影響をおよぼし、寿命と福徳を司る星として古来信仰されてきました。北斗七星の中で寿命を司る星を「本命星」、福徳を司る星を「元辰星」といい、生涯かたときも離れることのない自分の守り星となります。 平安時代、藤原道長は毎朝起きると自分の本命星の真言を唱えることを日課とし、自分の子どもたちに「これこそが人生を豊かにし、成功する秘訣だ」と語っていたそうです。自分にとって北斗七星のどの星が本命星・元辰星となるかは、生まれ年の干支によってわかります。下の表から自分の守り星を見つけ、その真言を唱えて寿命・福徳の増長をいのりましょう。
一年で天空を移動する太陽の通り道にある12の星座を「十二宮」といいます。太陽が一ヶ月間とどまる宮殿であるから「宮」というのです。西洋占星の十二星座はこの十二宮がルーツで、名前もほとんど同じです。十二宮は月々の運気を司るとともに、生まれ月によって人に性格と運勢を授けます。各宮の真言を唱えることでその月その月の運気の向上を、また本命宮の真言を唱えることで人生の運勢の向上を祈ることができます。
一ヶ月間の夜ごとの月の居場所を28の星座であらわしたのが「二十八宿」です。月が夜ごと宿る場所だから「宿」といいます。二十八宿は人に性格や運勢を授け、また日々の吉凶を司ります。誕生日の宿(本命宿)の真言を唱えることで自分の人生の運気の上昇を、また今日の宿の真言を唱えることで今日の運気の上昇を祈ることができます。ただし、誕生日がどの宿にあたるかは特殊な計算をしないと確定できません。
自分の本命宿を知りたい方は当山住職に直接お問い合わせください。
一年は去り、次の一年が来る。まるで川の流れのように私たちの一年一年は流れていきます。広い海原を行く船が、凪にほっとくつろぐ時もあるかと思えば、暴風雨に襲われ、暗礁に乗り上げる時があるように、私たちもまた幸いに喜ぶことあり、災禍に泣くことがあります。流れ来る年がめぐりあう九曜星は、大海原における安危の九つの地点のようなもの。すなわち●の三つは慎みを要する危険な場所、は非安非危、○は安全といえます。ただしいずれの地点を通るにも、急がずあせらずゆうゆうとして人事を尽くして天命を待つ用心が大切です。今年がいい年でありますよう、舵取りを誤らぬよう願って、真言を唱え自分の当たり年を祈りましょう。
かぞえ年早見表